Friday, December 2, 2016

シートとアプリの関係を明確にする方法

この授業で使ってもらっているアプリAppSheetというサイトで作っています。AppSheetの特徴はGoogle Driveの中のスプレッドシートに保存されているデータをベースにして、スマホなどで使えるアプリが動くことです。AppSheetの中で、みなさんが私が作った「Spaced Repetition」をコピーすると、アプリと一緒に、データの入ったスプリッド・シートをコピーしています。一回だけ「Spaced Repetition」をコピーしただけなら、Google Driveのどのスプレッドシートと連携されているかと比較的わかりやすいと思います。名前を変更しなければ、「Spaced Repetition」というアプリのベースとなるスプリッド・シートの名前は「W to D」になります。しかし、AppSheetの中でアプリを繰り返しコピーした場合には、Google Driveの中のどの「W to D」がどのアプリと連携されているかがかなりわかりにくくなります。今回の記事でその解決方法を教えます。

解決をAppSheetの中で行います。まず、繰り返しアプリをコピーした場合には次のように、似たようなアプリが複数ある状況になってしまいます。


アプリとシートの関係をはっきりさせる方法はアプリとその下にあるシートのそれぞれの名前を、他のアプリとシートと区別できるような名前で統一することです。例えば、「12月1日のSR」のように、ファイル名に異なる日付を使えば区別できます。まず、AppSheetのMy Appsに行き、その中のアプリの一つを選び、Editをクリックします。(この作業はスマホよりもパソコンで行うことをお勧めします。スマホで行う必要がある場合には「スマホで、パソコン向けのスクリーンを見る方法」を見てください。)

次に、アプリの名前を変更しましょう。まず、下の画像に見える「Info」をクリックした後に、「Properties」というタッブをクリックしてください。そのすぐ下のShort Nameのところに新しい名前(例えば「12月1日のSR」)を入力してください。


次に、シートの名前も「12月1日のSR」にしましょう。アプリを支えているシートを開くためにも左側の「Data」をクリックし、「Tables」の中の「W to D」の下の「BROWSE」をクリックしてください。


そうしますと、次のようにシートが現れます。バソコンの画面なら、左上に「W to D.gsheet」が見えるはずですが、その「W to D」をダブルクリックし、名前を「12月1日のSR」に変えてください。



以上のような手順に作業を続けますと、どのシートがどのアプリを支えているかをはっきりとわかるようにできますので、その後は不要になったアプリとシートを削除したり、普段から使っているアプリの下にあるシートにデータを加えたりすることが楽になります。