Friday, April 26, 2019

「W to D」について

単語を勉強する時に、その使い方を覚えることは大事です。そこで、アプリで単語の訳語を覚えるだけでは不十分で、その単語を使った言い回しを覚える必要があります。したがって、アプリで「W to D」の勉強(単語を見て、訳語や言い回しを思い出そうとする勉強)をする際には、言い回しを覚えることを特に心がけて欲しいです。紙でやっているアプリに関するQuizでも、言い回しが書けるかどうかによって点数が大きく変わります。

例として、皆さんのアプリに入っている「depend on」という表現について考えてみましょう。カードの Definition and example は次のようになっています。
による: "In Kankaku, however, the content of each session ***s *** the review schedules of the vocabulary cards that have been put in the app."
この文は 「How to Use Kankaku」という動画から取ったものです。実際の説明で使っている表現ですので、depend(s) on の使い方としてごく自然だと思いますが、やや長い文ですね。もう少し短い言い回しを覚えるのが楽だろうということで、同じ言葉を使ったShort exampleもアプリに入れています。
That depends on what you want to do.
言葉を身につけるこつの一つはこういう例文を見て、使い方のパターンを見出すことです。「A depends on B」(「BはAによって決まる」)というパターンになっていますね。そのパターンを覚えることが一番重要ですが、パターンを覚えるために、実際の言い回しと一緒に覚えることが良いです。そこで紙で行うQuizでは必ず言い回しを書くことを求めます。上の例でいうなら、The content depends on the review schedulesでも良いし、 That depends on what you want to doで良いです。また、Quizでは作文の力を見ているのではなく、アプリの中の言い回しを勉強したかどうかを確認することが目的です。作文では点数を認めることができませんので、アプリの中の言い回しに近いフレーズを書いてください。