Monday, October 1, 2018

アプリの不正利用発見機能等

秋学期に受講生のみなさんに利用してもらっているアプリは春学期のものと見た目はあまり変わりません。利用する皆さんにとって見える違いはちょっとしたアイコンの変化と左上のメニューの中の新機能だと思います。




しかし、見えない違いもあります。それは収集する利用データの種類です。今のアプリでは、Got itを押した時刻も記録されます。その結果次のような不正利用または不正行為が容易に発見できます。


これはある受講生のWtoD (Word to Definition, つまり単語を見て、定義や例文を思い出そうとする勉強)の記録です。下にあるorientationのGot itを押したのは午後8時10分30秒で、3秒も経たないうちにその上の7語のGot it も押しています。これは勉強することが目的ではなく、アプリを利用しているような記録を作ることだけが目的ですね。つまり、勉強する気がないが、単位がほしいので、勉強しているふりをしているだけだと思います。

これは学生のモラルの問題ですが、同時に私の春学期のアプリ利用データの管理の仕方にも一因があると思います。しかし、このような行為が繰り返されれば、テストなどのできが良くても、成績をDとします。

皆さんには形だけの勉強をするのではなく、実際に何かを学ぼうする姿勢でこの授業に参加してほしいと思います。よろしくお願いします。