Friday, October 11, 2019

ノルマ達成基準(その3)

今まで、ノルマ達成基準について三回投稿としています。
今学期は今までと違うノルマ達成基準を利用していますので、そのレベルが適切かどうかについて考えながら、皆さんのアプリ利用状況を見てきました。検討の結果、今後は次の二つの基準を最終決定とします。
  1. 「Study frequency」が 35%以上
  2. 「「GOT IT rate」が 7 以上 または 「Views」が 110以上 
ノルマを達成するためには、「1」も「2」もクリアする必要があります。

前の投稿ですでに説明しているように、これらの数字は自分のアプリの「Short-term statistics」で確認できます。私自身のアプリのデータを例にとると次の3箇所に基準となる数値があります。(私は漢字の勉強にアプリを利用しています。)


「Study frequency」という基準が特に重要だと思います。 一夜漬けはダメで、マメに取り組むことは語学の重要なコツのひとつです。35%というのは14日間のうち、5つの日にアプリを少しだけでも利用すれば達成できます。金曜日に授業がありますので、授業日にアプリを利用すれば5日分のうちの2日分ができたことになります。その他に、一週目には金曜日以外の日に一回だけアプリを使い、二週間目には、例えば日曜日と火曜日にちょっとだけアプリを利用すればノルマを達成できたことになります。この程度の予習もできない場合は、やる気がないと判断せざるを得ません。

10月10日現在、上で書いたノルマでは、「GOT IT rate」または「Views」のノルマを達成できている人数は「Study frequency」のノルマを達成できている人数とほぼ同じです。つまり、今、「Study frequency」のノルマを達成できているのは 45人で、「GOT IT rate」または「Views」のノルマを達成できているのは 47人です。「Study frequency」のハードルは決して高くないと考えていますので、「GOT IT rate」または「Views」の達成率が「Study frequency」とほぼ同じであることから、この基準が特に高くないと判断しています。

現時点で履修者の半分近くがノルマを達成していませんが、その学生たちの取り組み方に変化がなければ単位を落とすことになるだろうということを理解して欲しいと思います。

なお、上で説明したノルマは「この授業における最低ライン」としますが、語学の勉強としては決して「十分」ではありません。本来はアプリを毎日使って、そして1日に1セッションのペースで勉強を進めていくことになっています。1つの授業でそこまで求めてはならないだろうと判断してノルマを低く設定していますが、本来はそうした取り組み方が望ましいことを理解して欲しいと思います。